クローンブラシ

クローンブラシについて

画像を局所的にコピーする機能です。

さまざまな使い方があり得ますが、写真に邪魔なものが写り込んでしまっているとき、それを消すのに用いられるのが最も一般的な用途です。

ピンぼけ・手ぶれレスキューのクローンブラシ機能は、マウスを操るのに特別の習熟を要さずに目的を達することができるように設計されています。
また、一般にはない機能や配慮も多数加えられたクローンブラシ機能です。

なお、すべての機能や操作を解説するとヘルプと重複して冗長になり過ぎますので、ここではごく一般的な用途とそのときに重宝な操作について解説するに留めます。 細かい操作や機能の詳細については、ヘルプをご覧下さい。

クローンブラシの利用例

右の画面は、意図せず画像に写り込んでしまった人の姿を、クローンブラシ機能を用いて消し去っているところです。

画像の条件によりますが、案外簡単に消えるものです。 但し込み入った背景や全景に写り込んだ邪魔なものは、なかなか消すのが難しいでしょう。 比較的単純な背景、そして似たような背景が周辺にも存在する場合には、邪魔なものを気にならないくらいに消して見せるのは難しいことではありません。

そのとき、コピー元やコピー先を適切なところに切り替えて操作することで、わりと不自由な状況下でも目的を達せられるものです。 更に困難な場合には、ブラシの濃度も調整しながら、きめ細かく操作するとより一層満足できる結果を得られますかもしれません。

そのとき、ピンぼけ・手ぶれレスキューのクローンブラシ機能が実用的なのは、コピー元とコピー先の位置を明示的に表示できること。 更にそれらの位置を個々に微調整することが容易であること。 標準状態ではそれらの操作が、コピーのためのマウス右ドラッグと別個に行えるため、マウス操作に本来要らぬ微妙さが必要ないこと。 それらのおかげで、特別な習熟を要さず、クローンブラシ機能を利用することができます。

これはたとえ一般的な画像処理ソフトのクローンブラシを十分に使いこなしている人にとっても、かなり新鮮な発見になると思いますので、そのような皆様方も騙されたと思って是非お試し下さい。



クローンブラシでのキー操作の薦め

ピンぼけ・手ぶれレスキューのクローンブラシは、もちろんマウス操作だけでも使えますが、右手でマウス・左手はキーボード操作することによって、快適に使えるように設計されています。

まず、「ボタンによる操作指定」のチェックを外すと、世間一般のクローンブラシと近い操作になりますので、ここまはず「ボタンによる操作指定」のチェックは入れて置いて下さい。 その状態で、"S", "D", "C", "N" のキーで、該当のボタンをキーボードで操作できます。 "S" は Source の "S"、即ち「コピー元の位置指定」ボタンを押し込んだのと同じです。 "D" は Destination の "D"、即ち「コピー先の位置指定」ボタンを押し込んだのと同じです。 "C" は Copy の "C"、即ち「ブラシ操作(コピー)」ボタンを押し込んだのと同じです。 更に "N" は Neutral の "N" で、どのボタンも押し込まれていない状態(マウス操作では押し込まれているボタンを左クリック)で、そのようにすると、コピー元・コピー先の印が表示から消えます。

コピー元・コピー先の印は、表示したままではコピーの出来映えが見にくいので、Neutral を設けてあるのですが、一次的に印を消すにはシフトキー押下という方法も使えます。 更に(設定オプションの初期状態では)、シフトキーを押したままでマウスを右ドラッグすると、ボタンの状態(コピー元位置指定・コピー先位置指定・コピー)によらず、画像スクロール操作が行えます(もちろんホイール操作もOK)。 また更に、カーソルキーはブラシの切り替え、Ctrl-Z と Xtrl-Y で、元に戻す・やり直しが働きます。

どうでしょう、操作の状態の切り替えはキーボード、位置の指定や実際のコピーなどをマウスで行えば、実に快適にクローンブラシ操作ができること、ご理解頂けたでしょうか?



利用例

冒頭の操作例画面の人物を消したほか、木の幹の脇の人影も消してしまいました。

  元画像   クローンブラシを使用  
 
     
 
     
 
  上は画像全体の約5.9分の1縮小、下はクローンブラシ操作対象部分をトリミングで切り出した2分の1縮小
 
 
  元画像 (1,570,434 bytes)   処理後全体 (2,191,360 bytes)  


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