直線的手ぶれ補正フィルター

概要

直線的な手ぶれ現象の生じた画像を補正します。 指定された手ぶれの方向と幅に対して、手ぶれの速度バランス(軌跡上の各点の重み付け)を自動解析を行い、その結果に従って画像を補正します。

また人物の肌などの滑らかな被写体において、綺麗な輪郭が得るための特殊な処理が行われています。

サンプル画像については、ご案内の直線的手ぶれ補正フィルターのページをご覧下さい。



標準パラメーター

直線的手ぶれ補正フィルターのパラメーターは、すべて画像に合わせて設定すべきものですので、ピンぼけ・手ぶれレスキューをインストールした直後の初期値にパラメーターを設定する選択枝のみが設けられています。



パラメーター

ぶれ方向・ぶれ幅・効果の、3つのパラメーターがあり、直線的手ぶれ補正フィルターを選択するとコントロールパネル(画面右側)に表示されます。



ぶれ方向

シャッターを切った最初の時点の向きから、シャッターが閉じた時点の向きを(画像上の軌跡の流れと同じ)指定します。 ぶれ幅が小さいときには細かい方向の差で結果が異なることは希ですので、(ぶれ幅が小さい場合は)あまり厳密に合わせる必要はないでしょう。

180度反対側を指定しないように注意して下さい。 逆にぶれの向きが判定しにくい場合には、180度反対の指定も試してみることをお勧めします。

ぶれ幅

手ぶれの幅をピクセル(pixel)単位で指定して下さい。 隣の画素(ピクセル)への距離は 1、斜め隣へは√2(約 1.4)pixel です。 手ぶれ幅の 0.1 pixel の差で結果に違いを生じることは希なので、あまり細かく合わせる必要はありませんが、通常は 1 pixel 違うと結果に影響があります。

大きく手ぶれした画像では幅の厳密な特定が困難な場合がありますが、そのような場合には手ぶれの速度バランス(ぶれの重み付け)の自動解析も不安定になります。 そのような時には、少し異なるぶれ幅も試してみるとより良い補正結果を得られることがあります。

効果

補正効果の強さを指定します。 通常は 100 を指定しておきます。

使用時のコツ

手ぶれ方向を特定するためには、画像中にコントラストが高く目立つ小さなものを手がかりにするか、コントラストが高く目立つ輪郭に着目するのが良いでしょう。

画像は、元画像(434,734 bytes)から一部を切り取ったものの3倍拡大です(処理結果 348,368 bytes)。

この例では、小さく目立つもの(砂粒など)が、ぶれて流れている部分に着目して方向を特定できました。



画像は、元画像(703,163 bytes)から一部を切り取ったものの3倍拡大です(処理結果 663,191 bytes)。

この例では、目立つ輪郭に着目して方向を特定できました。 更にその場合、目立つ輪郭が逆にぶれずに鮮明な部分を探すのも良い方法です。





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