ぼかし

概要

画像をぼかします。

平均化・ガウスぼかし・写真風ぼかしの3タイプ、それぞれに処理半径と効果の度合いを指定できる、柔軟で高品質なぼかしフィルターです。

元画像(266,022 bytes)は鮮明で、ポートレートとしては硬すぎるため、大きめの半径で軽く写真風ぼかしをかけることで、フォギー効果を得ている例。

VGAサイズの縮小版(41,582 bytes)に対して、半径 10.0、効果 30 でぼかしを実行した結果(35,386 bytes)

元画像(266,022 bytes)に直接ほぼ同じ効果を施しても良い(半径 20.0、効果 30 での結果画像 135,512 bytes)。



標準パラメーター

典型的な利用方法での便宜のため、以下の選択枝を用意してあります。 そのまま実行しても効果を得られますが、画像にあわせて半径や効果の指定値を調整することをお勧めします。



パラメーター

ぼかし種別・半径・効果の3個のパラメーターがあり、ぼかしを選択するとコントロールパネル(画面右側)に表示されます。



ぼかし種別

ぼかしフィルター処理の種別を選んで下さい。 多くのソフトでは、それぞれ別のフィルターとされている場合が多いようですが、ピンぼけ・手ぶれレスキューでは簡単に比較検討できるよう、ぼかし種別という形を採っています。

半径

光を拡散させる半径を指定します。 大きな値を指定するほど、強くぼかすことになります。

効果

どの程度の割合の光を拡散させるかを指定します。
大きな値を指定するほど強くぼかすことになり、100 を指定するとすべての光を拡散処理に通すことになります。

使用時のコツ

ぼかしの程度は、半径と効果の両方で決まります。 どちらも値を大きくすれば強くぼかすことになりますが、半径と効果では意味が異なります。 多くの用途では効果は 100 にして半径を調整することで、ぼかしの強さを決定します。

しかし冒頭のサンプルのようなフォギー効果を出すためには、効果を抑えて半径を大きく指定する使い方もあります。 レタッチの狙いと画像の状況に応じて使い分けて下さい。

以下に3通りのぼかし種別について、その差がわかり易い画像をサンプルにしてみました。 撮影した状態の元画像(710,057 bytes)を縮小して、各結果サンプルの元画像としています。 一般に半径が小さい場合には、3通りのぼかし種別にあまり大きな差は出ません。 結果サンプルはいずれも半径 7.0 pixel、効果 100 で実行しました。


縮小した元画像(ぼかし処理を施す元画像)と、花の左側部分の3倍拡大です。


平均化は最も単純なぼかし手法です。 指定半径に対して光が均一に拡散するため、強く光るものでは円形の光の拡散が確認できます。


ガウスぼかしは、確率分布による拡散の結果として、滑らかなぼかし結果が得られます。 強く光る点は、小さめの半径に対しては美しいグラデーションを描きますが、大きな半径では輪郭が曖昧になります。


写真風ぼかしでは、確率分布やガンマの効果を計算に入れて、一般的な光学系によるぼけを近似しています。 強く光る点では光が強く拡散しますが、元の光る点が曖昧にはなりません。 線的な境界部分では、元の被写体の芯を残すような拡散結果を得られます。



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