リサイズ

概要

画像を拡大・縮小します。

表示の一時的拡大・縮小ではなく、画像自体のサイズを変更します。 WEB掲載などの場合、画像を掲載に適した適切なサイズに縮小するのが普通ですが、そのときリサイズの処理品質がとても大切です。

ピンぼけ・手ぶれレスキューのリサイズは、バイキュービック法より綺麗だとも言われる面積平均法を使用しています。 拡大・縮小倍率や整数倍かどうかの条件などに左右されない、安定して綺麗な拡大・縮小画像を生成します。


3008×2000 ピクセルの元画像(1,594,267 bytes)を、450×300 ピクセルに縮小した結果。
元画像(Nikon D100 で撮影)は厳密には3:2の縦横比ではありませんが、丁度3:2のサイズを指定しました。

操作

新しいイメージサイズに、横・縦の各ピクセル数を指定するか、最近利用したサイズの中から選んで実行(OK)します。

縦横比保存がチェックされているとき、横か縦のサイズを入力すする、もう一方の値は自動的に更新されます。 また、最近利用したサイズの選択枝も、元画像サイズと同じか極めて近い縦横比のサイズだけに絞られて表示されます。

「縮小後は原寸表示」と「拡大後は全体表示」のチェックボックスは、リサイズ実行後の表示状態を制御するものです。



使用時のコツ

リサイズで縮小を行うと、画像がシャープになると言われることがあり、逆に画像がぼやけ気味になることがあるとも言われます。
どちらも本当、どちらも原理的に、そうなる場合があります。

たとえば、(縦横サイズそれぞれ)約3分の1に縮小する場合、元画像中に3ピクセル以下の細かいディテールがあまりなかった場合には、リサイズ結果の画像は元画像よりシャープに見えるでしょう。 逆に3ピクセル以下の細かいディテールが豊富な画像であったなら、リサイズ後の画像は元画像より不鮮明に見えるかもしれません。
画像の状況と倍率次第なのです。

シャープネスを強めすぎた画像は汚いものです。 従って、「リサイズしたらシャープネスを補完」と決めてかかってはいけません。 無条件にシャープネス補完をするくらいなら、縮小後のシャープネス補完を一切行わない方がまだマシです。 また、シャープネス補完を行う場合、どの程度補完すれば良いかも状況次第。 ピンぼけ・手ぶれレスキューなら結果を簡単に見比べられますので、その点に注意してシャープネスを調整して下さい。

なお、リサイズで縮小した後のシャープネス補完には、アンシャープマスクを使うのが一般的です。 画像の広い範囲に自然なシャープネスを付与するのに適したフィルターですので、シャープネス補完にアンシャープマスクというのは無難な選択です。

しかし、アンシャープマスクでのシャープネス補完結果にもうひとつ満足できない場合や、ここ一番の大切な画像の場合、他の方法も試みてみましょう。 特に輪郭強調とクリアエッジフィルターを試してみることをお勧めします。

500万画素の元画像(1,162,034 bytes)をVGA相当にリサイズ。

このままでも良いのだが、遠く細かな花の部分が混ざって解像していないような印象を受ける。 せっかくの見事な枝垂れ桜、もう少しメリハリがほしいところか?



リサイズ後にアンシャープマスク。 標準パラメーターから「標準的なシャープネス補完[弱]」を選んだ。

手前右の枝あたりにメリハリがついた。 しかし全体的にキンキンし過ぎで落ち着かなくなってしまった。



リサイズ後に輪郭強調。 標準パラメーターから「さりげなくメリハリを付ける」を選んだ。

手前右の枝にはメリハリがつき、全体的には落ち着きを増している。





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