トリミング

概要

画像の一部を矩形で切り取ります。 画像の一部分のみを残し、新たなサイズ・縦横比の画像とします。

WEBへの掲載サイズやプリント時の縦横比に合わせたり、構図を整えたり、傾きを直すために使用します。
状況によっては、デジタルズーム的な使い方もあり得ます。

マウスドラッグ・サイズの数値指定のどちらでも矩形を随時指定・調整できるほか、最近指定した矩形の座標を呼び出して調整を加えることもできます。 縦横比を固定しての操作では、4:3や3:2など一般的縦横比の他、A4サイズなどA・B判の√2:1や、L判や四切りなど代表的なプリントサイズの縦横比でも操作できます。 更に、縦横比のユーザ定義も可能です。

また、斜めにトリミングするとき、元の画像からはみ出した部分を元画像の最も近くの画素から色をコピーして来るオプションを用意しました。 画像と状況次第ではありますが、トリミング時に角が元画像から多少はみ出すような状況でも気にならない結果が得られるかもしれません。


トリミング結果(約3分の1縮小版)
縦横比4:3の画像から縦横比3:2の画像を切り出すと同時に、傾きを直し、構図も整えました。

操作

対象矩形を決めるのは、位置・横幅・高さ・角度ですが、矩形の決定・調整には、さまざまな方法が使えます。

マウスの左ドラッグで矩形の作成、既にある矩形内部のドラッグで移動、矩形のマーカーのドラッグ操作での矩形サイズの調整角度の調整を行います。 矩形の横幅と高さについては、数値の直接指定でも矩形を作成・調整できるほか、矩形の位置や四辺の位置を方向ボタンで1ピクセル単位で微調整することができます。

縦横比と斜めトリミング許可のチェックは補助的なコントロールで、斜めトリミングを許可するとマウスドラッグでの回転操作や角度の指定ができるようになり、また同時に指定矩形が元画像からはみ出すことを許します。

縦横比は「固定しない」なら自由な縦横比の矩形を作成します。 元画像の縦横比を維持する「元画像と同じ」や、3:2や4:3の一般的なサイズ、A4判などA・B判の√2:1、他に代表的なプリントサイズ各種(*)を用意してありますので、これらを選べば計算しなくとも目的の縦横比でのトリミングができます(マウスドラッグ操作でも該当の縦横比の矩形が作られます)。

(*) プリントサービスを使用する場合、業者によって微妙にサイズが異なる場合があります



更に、トリミング縦横比を自分で定義して追加することも可能です。



また、「記録の呼び出し」をクリックすれば、最近トリミングを実行した矩形の位置・横幅・高さ・角度が再現されますので、そこから微調整を繰り返すことができます。

完璧な水平をとる場合や、構図を整えるための試行錯誤などに、たいへん重宝です。



使用時のコツ

斜めトリミングで矩形の角などが元画像からはみ出したときの動作の、「最も近い元画像画素の色」を活用する例を紹介します。

この画像では、塔はほぼ垂直に写ったのですが、画像全体として見ると傾いた印象になってしまいました(元画像 1,637,360 bytes)。 角度にして2度ほど傾けてトリミングできれば、落ち着きが良くなります。



ところが2度傾けようとすると、もし元画像からはみ出さない範囲でトリミングしようとすれば、こんな感じになります(次の画像)。 どうも右脇が窮屈ですし、そのせいか2度回転させただけでは足りない感じもします。 しかし、2度以上傾ければ塔が切れてしまうでしょう。

でも、ピンぼけ・手ぶれレスキューの「最も近い元画像画素の色」の設定を使えば、元画像からはみ出してもこんなトリミングができます(次の画像)。

もし、普通のソフトではみ出してトリミングしたら、はみ出した部分が白か黒になって、こんな具合でしょうか(次の画像)。
こんな画像では普通は使い道がありません。





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